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綺麗事かもしれませんが私の本音です

前回の記事「時期」を読んでいただいた当事者のお母様からコメントをいただきました。

鍵コメントではないので、コメント欄にお返事を書くよりもきちんとした記事にしてお返事を書いた方が伝わり

やすいのかと思いますので、今回はこのコメントへのお返事をここに書かせていただこうと思います。


最初に、コメント欄の中で色んな意見の交換や、自分の思いを書いていただくのは大変参考になります。

私はこの「性同一性障害」という事に向き合ったときに、人と何かが違っていてもそれを否定することなく

ありのままを事実として受け入れる、ということを一番頭においています。

正しい、間違っている、ということではなく「自分と考え方が違う」という捉え方です。


なので、コメント欄に書いていただいた意見と読者の方の意見が違っても、それはそれでまたお互いに認め

そんな考え方や捉え方もある、という風に受け取っていただければと思っています。




コメントをくださったお母様へ


お子さんから告白されて1年、ということですね。

親が色々悩み、揺れ動くのは当然です。

私もそんな時期を経験して今に至っています。


子供の胸オペやホルモン治療、改名など、どれも考え抜いた上での究極の選択なんです。

それはただひとつ「子供に生きていて欲しい」という強い気持ちです。

性同一性障害という理由だけではなく、いじめや家庭環境など色んな原因が元で自殺をしてしまう子供が

たくさんいます。

子供が亡くなってしまってから、「もっと早く悩みに気づいてあげれば良かった」とか「サインを分かって

あげればよかった」と後悔する親の気持を何度も耳にしました。

私はとにかくそれだけは絶対に嫌だと強く思いました。

なぜなら、子供が勇気を持って自分の悩みを私に伝えてくれたからです。

それに、親として全力で命をかけて応えようと思ったからです。

悩みに気づき、サインを受け取ったのですから、後はどうすれば子供が悲しい選択をしなくてすむのかを

考える事なんです。



ここに何度も書きましたが、2年前の東日本大震災、うちは外壁が全壊するだけの被害ですみましたが

多くの人が犠牲になりました。

当日、その瞬間は子供とは離れた場所にいたので、今までに感じたことのない不安な気持ちに押しつぶされ

そうでした。

その経験もきっと私の考え方や生き方を少しずつ変えたような気がしますが

その時に「生きていればいい!」と心から思ったんです。

娘でも息子でも、そんなことはどっちだっていい。元気で生きていてくれればそれだけでいい。


子供から告白されたときは、それはやはりびっくりしましたし、子供の勘違いだと思いこんで何とか引き戻そう

という気持でした。

色々と調べているうちに、「性同一性障害は疾患である」、という認識を持つようになりました。

ここに関しては、当事者の方も周りの方も色んな捉え方があり、それを議論するつもりはありません。

確かにカウンセリングなどの診断基準など、不思議に思うことや疑問に思うことはたくさんあります。

でも、例えば血液検査などではっきりと目に見える物があるわけではない疾患は他にもたくさんあります。

重要なのは、本人がどういう状態で、どんな不具合を抱えているのか、ということだと思っているんです。


他の人に対しては偏見もなく、応援してあげるような気持をお持ちだということなら、

それを一番大事な自分の子供にぜひ向けてあげて欲しいと思います。


自分のエゴだと認めていて、それでも納得いかない、という気持は本当に良く分かります。

これはその気持を経験した人にしか分からない複雑な説明のしようがない感情です。

ここにコメントを下さるお母様達、たぶんほとんどの方がみなさんその気持ちを持ち、悩んだり泣いたり

しながら、ようやく今現在に至っている、という感じではないでしょうか?


親にとっても時間は必要です。

当然です。


ただ、親ですから。

私達母親は、自分の身体の中から子供を産み出し、自分の時間を削りながら育て、何とか一人前にしようと

あれこれ情報を集めたり、叱咤激励しながら子育てをしています。

自分の思いは色々ありますし、子供は本当に可愛い分身だとさえ思いますが、人格は別です。

親の持ち物ではありません。

じゃあ、どんな子供だったらいいのでしょう?

自分の思い通りに育たない子供は、ダメな子供なのでしょうか?

生きてる価値がないのでしょうか?

私はここを読んだとき涙が止まりませんでした。

どうかこのコメントをあなたのお子さんが読みませんように。

自分の親だと気づきませんように、と思ってしまいました。



そんな言葉を吐き出さなくてはならないお母様の苦しい気持、分からなくはありません。

でも、何とか頑張って、一緒に子供を見守っていきませんか?

子供だって好きこのんでこの状態を作っているわけではないんですよ。

本人が一番びっくりしてるはずなんです。

男の子なのに、何で女の子の身体になっちゃってるんだ?って。

すぐに何もかも理解するのは難しいかもしれませんし、そういう私も時々色んな事がきっかけで

未だにグズグズ泣いたりする事もあります。

でも、子供が生き生きと楽しそうに笑顔で暮らしている姿を見るのは、親として本当に幸せな事だと

感じていますよ。

何かが引っかかっているのなら、ここで色々思いを吐き出してみてください。

色んな方がきっとそれに対して色んな事を言ってくれると思います。


はるな愛さんの事は、情報不足で知りませんでしたので、検索してみました。

ただ、芸能人である程度それをキャラクターとして活動されている方の言動、行動は

本心が100%とも思えませんし、基本的にきちんとお話を伺ったわけではないので何とも言えません。

カウンセリングのお医者さんに、「性同一性障害」は育て方でも環境でもない、と言われましたが

いくら性別を意識して育ててこなかった、と自分では思っていても

きっとどこかに先入観や思いこみ、などによる「娘として育てる」という行為があったはずだと思ってます。

男の子として育っていない事や男の子としての経験不足、などによる何らかの不便さや知識不足は

きっと本人は身体で感じていることがたくさんあると思います。

そういった事に関する自信のなさ、というのがもしかしてはるなさんのちょっとした言葉に表れたのかな、と

いう気はしています。



自分も含め、何が幸せでどうしたいか、それは一人一人違う物だと思います。

自分の感じる幸せと相手の感じる幸せが一致すればそれはとっても素敵な事だと思いますが

たとえばお互いに違っていたとしても、同じ方向を向いていたり、支え合う気持があれば

仲良くいい関係を築けるのではないでしょうか?


こういった事ももしかして「綺麗事」と捉えてしまわれるかもしれませんが

私は「なりたい自分」を自分で演出する事にも意味があることと思っています。

自分の子供にとっていい親でいたい。

夫に対してのいい妻でいたい。

弱音を吐かずに頑張れる自分でいたい。

誰かの為に役にたつ自分になりたい。

そんな自分になりたいから、色んな事に挑戦したり、失敗したり、人と出会ったり、本を読んだりしながら

なりたい自分になるために努力をしています。

失敗してへこんだり、何もやる気が起きなくて投げ出してしまいたくなったりする事もあります。

そういう弱い自分もちゃんと認めるようにしています。それが今の時点での自分だと思うからです。


最初は綺麗事を並べてもいいじゃないですか。

それに近づく努力をして、ダメならまた方法を変えてみる。

「そんな上手くいくはずない」「できっこない」「無理」

そんなマイナスの事を考えていたら前に進みません。

出来なければ方法を考える努力をして、それでもあきらめなければきっと道が開けると、私は信じています。


お腹の中で大切に10ヶ月守り、ようやく会えた時のあの喜びを超える喜びは未だにありません。

親バカと言われようが、何よりも大事な我が子です。

この子が一人できちんと生きていけるよう、学習の環境を整え、栄養のバランスを考え、考える力を持てる

ように一生懸命に育ててきました。結果がいつ出るのかは分かりません。もう出ているのかもしれないし

まだこれからかもしれない。

でも力を出し切った感はあります。

まだ二十歳、もう二十歳、よく分かりませんがあとは本人だと思ってます。

いくつになっても、親は子供を心配しますが、子供が何かを求めてきたときに応えられる体勢は整えて

おきたいと思います。

本人は「うるさい親」だと思ってるかもしれませんが、私はもし生まれ変わってもまたこの子と親子になりたい。

今度は男でも女でもいいから、心と身体の性別が一致して産まれてこられるように願いますが

もしそうじゃなくてもまた一緒に向き合って一生懸命に応援したいと思ってます。


とにかく、とことんお子さんと向き合って、自分とも向き合ってみてください。

逃げるのには早すぎます。

そんな簡単に短い時間でまとまる問題じゃありません。

何か私に力になれることはないでしょうか?

当事者のお子さんも色々悩んでいる事と思いますが、お母様も心配です。



私だけでなく、色んな事を乗り越えてきた他のお母様も、もし何かいいアドバイスなどありましたら

ぜひよろしくお願いします。





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# by keisukemama | 2013-06-25 23:19 | 親の気持

時期

お久しぶりです。

自分のブログ見てびっくりしました。2ヶ月ぶり!!

ブログの更新はできてなかったんだけど、何だかんだと色んな方とメールで連絡をとったり

お話を聞いたりしてたので、毎日毎日色んな事は考えてました。


こうやってブログを通して色んな方の今までの人生や生き方、考え方などを聞くことによって

自分自身、何かストンと落ちる事がたくさんあります。

なんていうのかな、色々考えてたことが、「あ、そうだったんだな」って突然納得できる、みたいな。


ここにも時々書いていますが、圭ちゃんパパ、最近は車いすの生活になってます。

以前は2階に自分の部屋があったのですが、階段の上り下りが大変になってきたことと

近い将来、もう少しお世話が必要になったときのことを考えて、1階の一部屋をリフォームして

お世話がしやすい部屋にしました。


私の実家の両親も、ちょっとした事故をきっかけにもう運転するのは無理じゃないかな、と

いうことで車を手放してしまい、どこへ行くのにも送り迎え、雑用など全部引き受けることにしました。


最初はあれもこれも一気にきたなぁ、と思っていて、自分の時間をとるのも隙間時間を見つけて、なんて

感じだったので、いつまで続くか分からないこの忙しい生活にちょっと疲れてしまうかも、と思ったのですが

最近は、「今がこういう時期」と思うようになりました。


年の差夫婦なので夫が先に年をとること。

親の近くに住んでいるのは兄弟の中で私だけなので、色々面倒を見るのは私の役だということ。

前からそんなことは分かっていて、そして「その時」が来た、そういうことなのだと思いました。


今まで生きてきた中で、この時は大変だった、という時期が何回かあります。

みんなそうだと思う。

で、過ぎてみてから、こうやって言えるのだから、乗り越えてきた、ということなんです。


たぶん今も同じで、後から考えると「あの時は大変だった」と過去形になるはず。

ならば、乗り越えるまで頑張ればいいということですよね!



当事者の方、お母様たち、色んな方のお話を聞きながら、みんながそれぞれに自分に一番いいタイミングの

時期があるんだろうな、と感じています。

自分の思っていることを打ち明けてみる時。

自分の思い通りにこれから生きていこうと決心する時。

子供の思いに納得したり共感したりする時。

最近予備校の先生のフレーズ「今でしょ!」が流行ってますが、

自分で、今だ!このタイミングだ!と思うときっていうのはきっとあると思います。



その時期って、人と比べる物ではなく、自分の中で決めるもの。

自分で決心したこと、自分のペースで始めること、自分を基準にすると、周りに流されずにしっかりと

取り組めるような気がします。


知り合いのお母さんが、子供の反抗期と自分の更年期、親の介護が全部重なって地獄のような

大変な時期を何年か過ごした、と聞きました。

端から見ていても本当に大変そうだな、と思っていたのですが、

「後から考えると、全部が同時期に来ちゃったから、一度で済んだわ!」

と話してくれた彼女の強さにびっくり。

物の見方の角度を変える、ということを教わった様な気がしました。



で、うちの圭ちゃんは、今は大学生活を本当に満喫している「時期」

免許も無事にとれて、近いうちに教育実習が始まるそうで、見ているだけで「楽しんでいる」様子が

伝わってきます。


親にとっては、子供が生き生きと楽しそうに暮らしている姿を見ることがなによりです。

実習が終わってからようやく乳首の「修正手術」をするらしいですが、

帰省したときに裸になってる姿をみると、何だか最初からこの姿だったような気さえしてきてます。

あ~、でもな~、すね毛は慣れてないせいか、ちょっと汚らしい・・・(涙)

しかも、今回見たら、おへそのまわりにも毛がはえててびっくり。

すごい変化だなぁ、としみじみ思ってしまいました。


ただ、見た目や声の変化は著しくても、中身は今までと全然変わりなく、

自分が育ててきたそのままの子供です。

年齢と共に成長は感じますが、子供の本質は性別に関係ないんだなぁ、と感じています。


子供に打ち明けられてから4年たち、その間に色んな事を経験して、

私も「男の子のママ」を楽しめるようになったそんな時期がきました。

心配はつきないけどね、それは娘でも息子でも同じ事。


今、自分ができることを精一杯やろう!

そんな心境の今日このごろです・・・♪



なかなか更新できずにいたのに、沢山の方が見に来てくださったり、コメントを下さったりして

本当に嬉しく思ってます。

自分のできる範囲でボチボチ更新していきます。

お急ぎの方はメールで連絡くださいね♪



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# by keisukemama | 2013-05-16 23:13 | その他

目を背けない

毎日毎日バタバタと過ごしているうちにあっという間に3月です。

受験生の方や、そのお母様達から、合格したよ!の嬉しいご連絡をたくさんいただいて、

うちの子の2年前の受験が遠い遠い昔のような感覚。


そして2年前といえば、昨日は東日本大震災から2年目の3月11日でした。

数日前から震災関連の特番や映像がたくさん流されていて、

正直もう見たくないな、という気分。

直接の被害は家の外壁が全部壊れただけでしたが、どうしても津波の映像や地震の映像を見ると

ザワザワしてしまいます。

当日は、色んなご縁で知り合った地元のイケメン2人とランチの予定をしておりまして(笑)

楽しいお話やら、込み入ったお話やら充実した楽しいランチタイムを過ごしていました。

20代と30代の男の子と一緒にご飯食べるなんて、そうそうチャンスないでしょ(笑)

ブログやってて良かった~、なんてしみじみ思ったおばさんでございます・・・

2人ともどうもありがとう。また一緒にご飯食べようね♪


このブログのご縁で色んなお母様達からメールやコメントをいただくことがたくさんあります。

たくさんの方が、最初子供に打ち明けられたときに「勘違い」だと思ったり「信じられない」と思ったり。

そして当事者の方からも「親が全然話を聞いてくれない」「まともに取り合ってくれない」といった

悩みもお聞きします。


出来事としては、いきなり言われた感が大きいですからびっくりするのは当然の反応だとは思いますが

そのあと、きちんと向き合う事って、勇気のいることかもしれないけど、親としてやらなくちゃならない事

じゃないかな、って。


誤解のないようにあらかじめ書いておきますが、私は決して治療を推進しているわけではありません。

どの方向へどうやって進むかは、本人が決めることであって、サポートする、あるいは本人に任せる、

親として絶対に反対する、など色々な方法がありますが、まずは現実を受け止め親として向き合う。


小さいとき、子供には「嘘をついてはいけない」と教えます。

他人に嘘をついたらいけない。

でももっと嘘をついてはいけないのは自分に対して、だと思ってます。


自分の心に正直に向き合った子供が、本当の気持ちや状態を打ち明ける。

そこはちゃんと受け止めないと。

勘違い、なのかもしれません。もしかしたら。

でも、それは親が決めつけることではなく、一緒に考えたり取り組んだりすればいいのだと思います。


カウンセリングの先生の診断が心から納得できるのか、と言われるとそこはそこで私も複雑な気持ちは

あります。

血液検査や、レントゲンなどではっきりと目に見えて分かるものではないから。


もし子供が「お腹が痛い」と訴えてきたら、どうでしょう。

病院に行き、検査をして結果が分かればそれに対応した処置なり薬などをもらって改善する方向へ

持って行く。

検査をしてもどこも異常が認められず、原因も分からなければ「あなたのお腹は痛くないはず」と

痛みを訴える子供に向かって言うでしょうか?


私はそれはないな、と思ったので、この状態をどうしたいのか、に向かって一緒に考える事にしました。


どういう方向へ進むにしろ、まずはしっかりと話を聞いて一緒に考える姿勢を持って欲しいと思います。


子供が間違った方向に行きそうなのを、親としてただ見ているわけにはいかない、と思う気持ちは

当然の事で、それはよく分かります。

でも、合っている、間違っている、って決めるのは誰なんだろう?

「合っている」と思っているのは自分で、それは自分の価値観。親の基準です。


子供はその基準に合っていないことで悩んだり苦しんだりしているわけです。

人に対してアドバイス、というのは、自分が経験したことが基準になるような気がします。

そして多数決がいつでも正解、っていうわけでもないかな。


「そんなわけない」と言う前に、一度きちんと向き合って今の自分の子供の状態をよく見て

そこをどうしたいのか、あるいはどうすれば本人にとって幸せに生きることができるのか、を

一緒に考えてほしいな、と思います。


最近、たくさんメールをいただくようになったので、一度私の考え方をまとめておこうと思って

思ったことを綴ってみました。



もちろん、これが「正解」なわけではないんです。

私にはこの考え方が「合っている」ということですので、「あなたの考え方は間違っている!」と

言われてもどうしようもありません。


色んな事を選択したり、決定したりするとき、周りの意見を聞くことはとっても大事な事だと思ってます。

それだけ、選択の幅が広がったり、知らなかった考え方があったりするからね。

でも、いつでも周りに合わせて物事を決めていると、色んな事を言う人がでてくるたびに、時代が変わって

「時代の常識」といわれるものが変わる度に、自分をそこに合わせて行かなくてはいけません。

社会の中でそういう場面も必要なことは確かにありますが、

自分のことは自分の気持ちや心を基準にして考えることって、悪い事じゃないと思います。


何でも人のせいにする人は、他人が基準なんだろうな、って感じるときがあります。

自分を基準に考えることは、自分が全部責任をとらなくちゃいけないので、相当しっかりと

自分と向き合わなければなりませんが、自分はこうなんだ!って開き直った方が案外楽だな、って感じる事も

あります。



いつものようにとりとめのない文章になりましたが、

私も勇気を持って現実と向き合い、今周りで起こっている色々な事をきちんと対応しながら

進んでいきたいな、という自分の決意もあって、今日の記事にしてみました。


圭ちゃんパパの事を気にして下さる方もいらっしゃって、本当にありがたく思ってます。

主治医の先生が、もう2階にいるのはちょっと危ないかな、ということで

現在介護のお部屋を確保すべく、1階をリフォーム中です。

食欲もあまりなく、体調もすぐれないようですが、その中でもなるたけ本人が過ごしやすい方法を、と

探っている最中です。


圭ちゃんは大学生活を満喫していまして、成績表は一向に送られてこないのですが(笑)

サークルに、バイトに、実習に、と頑張っているようです。

今日から自動車免許取得のために合宿にいくそうで、レーシングカートなんかのゲームを見る限りでは

運転は上手そうだけど、周り見ないでドア開けたりするタイプなんだよね・・・(涙)そこが心配。

無事に一回でとれるよう、祈ってます・・・




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# by keisukemama | 2013-03-12 12:23 | 親の気持

成人式とまわりの反応

成人式の事を書こうと思っているうちにもう2月になってしまいました(笑)

最近あっという間に時間が過ぎていきます。

若い頃と今の年代では時間の過ぎるスピードが違う、と実感しているお母様方もいると思いますが、

理由があるそうですよ♪


人生経験の浅い時は「初めての体験」がたくさんあるので、その時が新鮮に感じられるのですが、

年を重ねるごとに「すでに経験済み」の事の繰り返しが多くなり、そのためにサイクルが短く感じられるそうで。

なるほどな、と思いますね。


で、人生一回の成人式。

うちの子はスーツにネクタイ、ちょっと大きめの革靴(笑)で成人式に参加しました。

中高一貫校に通っていたので、学区別の式場ではなく、みんなで話し合って同じ会場で出ることにして

じゃ、子供を送っていって、式が終わるまでお茶でもしながら待ってましょう、ということになりましたが、

久しぶりに会う女の子達の振り袖も気になり、入り口付近でカメラ片手にウロウロ・・・。

やっぱり高校生の頃とは違って、みんな綺麗にお化粧して大人っぽくなって、本当に素敵でした。

うちの子をむりやり真ん中に押し込み、両手に花状態でたくさん記念撮影(笑)


式の最中、うちの子の親友の男の子のお母さんと、もうひとり女の子のお母さんと3人で色々

おしゃべりしながら待っていたのですが、「やっぱり女の子は華やかでいいよね~」なんて言いながら

2人ともすっかり私を「男の子のお母さん」として見てくれているようでした。

女の子は着物とか小物とか髪型とか、色んな事を一緒に選べて楽しいけど、男の子ってせいぜいネクタイの

柄くらいで、何だかつまんないよね、なんて。


ホルモン治療で声が大分低くなっていたのにはびっくりしたようですが、逆にその声で話してるのを聞いて

「あぁ、やっぱり男の子なんだねぇ・・・」なんて感じで。


本当は、同級生の女の子の振り袖姿を見て、自分でどんな気持になるんだろう、なんてちょっと思ったり

したのですが、どんな気持にもならなかった(笑)

やっぱり女の子は綺麗だね~、って感じ。あとうちの子、足短いなぁ、って(笑)


小学校の時の同級生達は別の会場だということで、今度はその友達にも会いたいと移動することになったの

ですが、さすがにこっちは親子共々ちょっとだけ緊張(笑)

どんなリアクションされるのかな~、なんて思いながら向かいました。


私は駐車場で待機していたので、どんな会話があってどんな説明をしたのかは分かりませんが

とにかく無事にみんなと会えてニコニコ笑顔で戻ってきました。


会った子達が家に帰って、「○○ちゃん(うちの子)スーツにネクタイだったよ~」という報告をしたら

そのお母さん達に何か聞かれたら何て言う?って聞いたら、説明してくれて全然構わないよ、という事だった

ので、待ちかまえて待っていたのですが、予想に反してリアクションがまったくない・・・


ん?どうしてだろう?

みんなそんなに成人式の事は話題にしないのかな、とか私も逆の立場だったら、わざわざ聞きに行かない

んだろうな、とか色々考えていたら、なんと他のお母さん達は「あの子ならそんな感じでくると思った」という

ごく自然な受け取り方をしてくれていたようでした。


今まで込み入った話はしなくても、近所であったりすればお互いに、「どうしてる?元気でやってる?」なんて

いう会話はしていたし、「そのうち○○ちゃん(うちの子)も彼氏連れて帰ってきたりして~」なんていいう話

にはビミョーな返しをしていたので(笑)いい機会だし、ちゃんと話しておこうと思って、こちらから成人式の

話題をふりました。


「うちの子、スーツにネクタイで行ったのよ~」

「うん、聞いた、聞いた。似合ってたって言ってたわ。○○ちゃんらしいって・・・」


あ、ファッションとして捉えてたのね、と苦笑。

で、事情をかいつまんで説明したのですが、「あぁ、そうなんだぁ・・・」と自然に受け取ってくれて

じゃあ、今度はうちにも泊まりに来てよ!なんて誘ってくれました。

そこで、あ、そういえばうちの子の幼なじみって、2人とも男の子だったんだ、と改めて気づいた私。


びっくりしたのはある女の子のお母さん。

今までも過剰なほどうちの子をよく褒めてくれるありがたいお母さんではあったのですが

「○○ちゃん(うちの子)は振り袖着たの?」

「いや、うちはスーツでネクタイで行ったよ~」

「へ~、かっこいい!」という会話から、「実はね・・・」と話してみたら、

「じゃあ、うちの子も彼女の候補になれるのね!」なんて想像もしてないことを言われてびっくりしました。


もしかして圭ちゃん、人生初のモテ期がきたか・・・(笑)



ブログを通して、色んなお母様達からご連絡を頂くことがあります。

ほとんどの方が、とまどい、動揺しながらも何とか子供の事を分かろうとする努力をして、

でも頭では分かっていても気持がついていかない自分の感情を、どうしたらいいか分からない、

なんていうお話をたくさん聞きます。


私も3年前は、こんな穏やかな気持で成人式を迎える我が子を見られるなんて、想像もしませんでした。

分かろうとして色々調べるうちに出てくるたくさんの単語。

「胸オペ」 「ホルモン治療」 「改名」 「性別適合手術」 などなど、怖くて怖くてどうしたらいいのか

どこを向いたらいいのか、途方に暮れる時期もありました。

今でも今後の治療のこと、子供の生きていく環境、など心配がなくなったわけではありませんが

今回の成人式を見て、子供が自分の望むスタイルで式に参加し、友達と楽しそうに笑顔で話している姿を

見ることで、この子が生き生きと楽しく前を向いて生きていることを見られるのが、私にとっても幸せな

事なんだなぁ、と実感しました。


子供に降りかかりそうな障害や災難を先回りして蹴散らすのではなく、険しい道を行かないように

穏やかな道筋を誘導するのではなく、例え困難な事にぶつかっても、そこを乗り越える「生きる力」を

信じて応援してやることが、親にとってできることなのかな、なんて考えています。

色んな経験をすることで自信につながり、堂々と自分の生きたい道を進む事ができれば

それが子供にとって幸せな事なのかもしれません。


前に何回かコメント欄には書いたのですが、私にできることは、自分やうちの子の経験を通して

お話を聞くことだけなのですが、それでも何かお力になれることがあれば

いつでもご連絡いただければ、と思っています。

コメントでは字数制限もありますし、お返事はみなさんにも見ていただけるようになっていますので、

それではちょっと抵抗がある、という方は、下記のアドレス宛にメールをいただければ、と思います。


ftmkeimama☆yahoo.co.jp     (☆印の所を@に変えてくださいね)




寒い日が続き、インフルエンザもはやっているようです。

みなさま、体調を崩されませんように。

そして、受験生のみんなは、最後の追い込み頑張ってね!

最後まであきらめず、やれることはすべてやりきって、本番に臨んで下さいね。



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# by keisukemama | 2013-02-06 22:35 | 親の気持

初めてのスーツ姿

新年のご挨拶がすっかり遅くなってしまいました。

昨年は色んな方に支えていただき、本当にありがとうございました。

このブログを通して色んな出会いがあったり、色んな考え方や気持を聞いたり、

たくさんの経験をさせていただいた1年でした。


子供についても、お正月の家族会議に始まり、胸オペ、改名、ホルモン治療の開始、と

色んな流れがありました。

その瞬間、瞬間は大変悩み、考え、迷いましたが、今振り返ってみると、「これで良かったんだな」と

思えます。


さて、年末に帰省してきた子供とまず向かったのは「洋服の青山」

今年、成人式を迎える我が子。

成人式はメンズスーツで出席するので、年末に買って、お正月に写真の前撮りをしてしまおう!

という予定でした。


さすが「洋服の青山」サイズは豊富にあります。

身長160センチをちょっと超える位の我が子ですが、あれこれ迷えるほどの品揃えはありました。

スーツ、コート、Yシャツ、ネクタイ、靴、と全部が揃います。

靴も24センチからありましたよ♪

全部を購入して、出来上がりは翌日のお昼とのこと。上着とコートにネームを入れてもらい、

そこで今までとはイニシャルが違うことに初めて気づき・・・(涙)


できあがったスーツを着て、お正月の真っ只中、毎年お誕生日に撮影をしていた写真館に向かいました。

改名後の名前で申し込んだので、スタッフの皆さんはもしかして気づかなかったのかな・・・

お誕生日の撮影、最後は17歳でしたが、名前が違ったから別人だと思ったのか、

それとも察してくれてあえて触れなかったのか、そこは定かではありません。


家を出るときに、2階で寝ている圭ちゃんパパにスーツ姿を見せに行きました。

圭ちゃんパパ、ほんの少し動揺していたようで(笑)


大学入学用に、コムサでメンズスーツを買ってはいたのですが、震災の影響で入学式は取りやめ、

私は子供がスーツを着た姿を今まで見たことがありませんでした。


まぁまぁ、似合ってたと思います。

ネクタイも上手に結んでいたし、もともと肩幅が案外ある子なので、スーツに着られている、という感じは

しませんでした。


子供がもう成人式なのか・・・という感慨深い気持と、初めて見るメンズスーツの何となくまぶしい感じ、

子供の同級生ママが何人か、振り袖姿のお子さんの写真を見せてくれていたのですが、

うちの子はやっぱりこっちだよなぁ、という何かしっくりいく感じ(?)と

色んな思いが混ざって、抱きつきたい気分でしたよ(^^;)


写真館では、2ポーズ以上の撮影は「羽織、袴のレンタル、着付けが無料サービス」ということで

おもしろそうだから、着ちゃえ!というノリで、袴姿も撮影することになりました。

うちの子の前に一人男の子が撮影していたのですが、その子の袴姿を見て心の中で

「何だか売れないホストみたい・・・」と思っていたら、いざ、うちの子が袴を着せてもらってでてきたら

「売れないホスト」どころか「バカ殿」みたいになっていて大爆笑(笑)


袴は部活で見慣れていたのですが、羽織がちょっとイメージと違ったんでしょうね。

ま、楽しんじゃえ、ってことで羽織袴姿の写真は思いっきり笑っている楽しいポーズのものを選択しました。


今週末、成人式に出席するために再度帰省してきます。

中学、高校時代の友達と一緒に式に出席するのですが、みんなと楽しく過ごせればいいな、と思ってます。


私は子供にカムされた直後くらいに、ママ友には色々相談していたので、事情を知ってるママはたくさん

いるのですが、知らないでスーツ姿を見た人はびっくりするかな・・・?


そういえば、高校の時の文化祭で仮装行列があって、うちの子は男子の学生服を着たのですが、

それが予想以上にまわりにも好評で(笑)その時はまだ何にも言われてない時だったんですが

「お、似合うじゃん」と感じたのを思い出しました。

他のお母さん達にも「○○ちゃん、学ラン似合うね~♪」と言ってもらえたので

成人式のスーツもきっと「格好いい!」って言ってくれると思うな・・・(親バカですね)


本人の希望する姿で成人式に出席することができる、というのは本当に良かったと思います。

自分に自信を持って堂々と生きていって欲しいな、と。


子供の少し大人になった姿に、今までの子育ての大変だったことや悩んだ事なんかが

全部吹っ飛んでいくような、そんな頼もしさを感じることができました。




前回の記事でも書きましたが、圭ちゃんパパの体調がなかなか良くならず、

私の実家の両親もちょっとお世話が必要な状態になりつつあるので

なかなかブログを更新する元気がなかったりすることもあるのですが、

ボチボチ色んな近況や心境など綴っていくつもりです。


今年も一年、色んな情報交換をしながら、子供の最強応援団になれるよう

みなさんと一緒に色んな事を考えていきたいと思っています。


みんなが幸せな一年を過ごせますように♪



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# by keisukemama | 2013-01-10 21:20 | 親の気持